関東地方整備局では、河川の堤防除草の実施にあたり、現場作業の効率化・作業環境向上に資する様々な取り組みを進めております。各河川の特性や環境条件、管理目的に応じて最適な除草手法の組み合わせ(ベストミックス)を選択することが望ましいと考えております。
このたび、急勾配対応型除草機(遠隔操作式)を使用した現場見学会を荒川下流域で開催し、現場作業の安全性向上や効率化を進める現場の取り組みをご紹介します。
- 開催日時 :令和7年11月14日(金)13:30〜15:00(13:00受付開始)
- 開催場所 :荒川下流河川事務所管内(東京都北区志茂5−41−1)
現場:東京都北区(荒川右岸20k付近)徒歩移動を予定 - 集合場所 :荒川下流河川事務所 1F会議室 アモアホール
- 内 容 :「急勾配対応型除草機」による堤防除草の見学会
- 対 象:土木業界関係者及びマスコミ関係者
- 参加登録 :下記の記者発表資料をご確認ください。
- 注意事項 :荒天等で延期や中止する場合は、令和7年11月13日(木)15時までに二次元バーコードに登録した連絡先へお知らせされます。
◆ 記者発表資料はコチラ
「スマートな河川管理」の実現に向けて
〜官民連携での堤防除草の省力化・安全性向上等を目指す取り組み〜
https://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kisha_02878.pdf
【参考】急勾配対応型除草機の活用により得られるメリット
出典:記者発表資料より整理
安全性の向上
急勾配で足場を確保し行う肩掛式草刈機作業は、作業員が高齢化する中、身体的な負担が大きいものでした。遠隔から操作することで、飛び石や転倒等による事故の発生リスクが減少するため、作業の安全性向上につながります。
作業員の作業環境の改善
直射日光を遮るものがない堤防での除草作業では、熱中症対策が欠かせません。遠隔から操作することで、夏場の炎天下の作業を回避することができるため、熱中症対策としても効果的です。
生産性の向上
従来の複数人で行う人力による肩掛式草刈機作業と比較し、作業人員を削減することができるため、省人化が進み、作業の効率化と生産性の向上が図られます。
